NPO概要
特定非営利法人  森林保全・文化協会  概要
【公益目的自主事業】
森林・山地の災害発生時における救援活動及びその支援に関する事業
〔事業の趣旨〕
本事業は、森林の崩壊防止機能や水源かん養機能、環境保全・保険休養機能など森林の公益的機能を保全・増進するための 巡視、点検、調査を行い、関係機関に情報提供し、土砂災害の防止、被害軽減等を図ることを目的とする。
【事業内容】
1.  山地災害危険地調査業務
本調査は、県・市町村や防災関係機関と地域の実情に即した役割を分担、協力体制のもと、危険箇所の巡視、点検を行い、 豪雨等による山腹崩壊や土石流が発生する恐れについて報告書にまとめ、県及び市町村に提供する。
具体的には、台風や集中豪雨・地震等のあった翌日から、現地踏査を行い荒廃度を判別するとともに、概略調査による 工種・工法、必要数量等全体計画事業量の把握、既存治山施設の老朽化の度合いや既設治山ダムへの堆積状況、復旧対策を行った 山腹荒廃地の回復状況などを把握する。
さらには、再災害を防止するための既存施設の改修や新規施設の追加の必要性など、現地において全体的な調査を実施する。

2. 徳島県山地防災ヘルパー活動業務
本活動は、今後想定される地震等を念頭に、平成10年8月4日に設立された
知事所管の山地防災ヘルパーに団体会員として認定申請を行い、地震・台風・集中
豪雨などの原因による、森林の被害や治山施設の被災状況を把握し報告書にまとめ、
県や市町村に報告すると共に、二次災害防止のための監視活動を実施する。

2  森林保全を目的とした調査・研究及びその公表に関する事業
〔事業の趣旨〕
本事業は、森林の適正な管理に寄与すると共に「鹿の食害」・「産業廃棄物の不法投棄」等の巡視・調査を行い関係機関に情報提供し、 県民の生活環境保全を図ることを目的とする。
【事業内容】
1.  低コスト実証事業の追跡調査業務
本調査は、平成21年日本林業技士会が選定し、美馬市平谷地区における低コスト
実験事業の経過追跡調査を行うものである。
具体的には、平成22年3月に植栽された特製ツリーシェルターを用いた杉の生育
状況と鹿の食害現況を調査するとともに、併せて、下層植物の生育の実態調査を行い、
関係機関(美馬森林組合・徳島県西部県民局担当者)に状況報告を行う。

2.  環境調査業務
本業務は、近年、山間部の森林内において、産業廃棄物等の不法投棄がなされ環境の悪化が問題となっていることから、 県内山間部での監視・巡視を行い、県・市町村関係部局への情報提供を行うものである。

3 森林保全の啓発・推進及びその支援に関する事業
〔事業の趣旨〕
本事業は、森林林業への知識や体験を通じて一般市民に森林の機能を普及啓発すると共に、森林の管理の主体である市町村や 森林組合の林野事業関係者に技術研修を実施し、国土の保全を目的とする林野事業の迅速な推進を目的とする。
【事業内容】〕
1.  林野事業等技術研修と森林の機能啓発業務
本業務は、災害等の緊急時において、復旧事業計画の作成等早急な対応が必要となることから、県と一体となって市町村や森林組合に対し、 林野事業の目的や進め方、さらには復旧事業計画における具体的な工種・工法等の決定方法等について技術研修等を実施する。

2.  森林・林業の振興に関する支援業務
本業務は、県や県内各林業関係団体が行う森林・林業に関する普及啓発事業の支援や国土緑化推進事業等を支援することにより、 広く一般県民に林業への理解を深めてもらうとともに、森林・林業の普及啓発を図る。

3.  学びとこどもの森事業 
森林インストラクター・森林セラピーガイド等の資格者を要していることから
保育園児・幼稚園児を対象とし、樹木・森林・林業に関する解説、森の案内、森林浴を代表とした森林レクレーション、 ネイチャークラウドなど、野外活動の指導を役割とし、森と人をつなぐ活動を行っています。
  
4.  森づくり活動業務
本活動は、県立高丸山千年の森において、森づくり活動を実施するものである。
具体的には、自然林を育てるための植樹、下草刈り、除伐作業などを継続的に実施し、 永続的な森づくりを通して公共福祉に寄与するものである。

【受託事業】
・森林保全事業に関する調査測量設計
・森林保全事業に関する施工管理
・森林保全事業に関する地すべり調査業務
・発注者支援業務
測量業者登録                国土交通大臣登録  第(1)-33123号
建設コンサルタント登録    四国地方整備局         第000681号

【資格所有者】
技術士(森林土木)1名
地質調査技師1名
測量士3名
林業技士4名
一級土木施工管理技士5名
森林セラピーガイド1名
森林インストラクター1名